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インボイス制度の経過措置(80%・70%控除など)は tofu でどう処理されますか?

tofu が登録番号と取引日から適格/経過措置を判定するルールと、会計ソフトごとの出力・反映方法をまとめています。

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対応者:Kento Hori

適格請求書発行事業者ではない取引先(免税事業者など)からの仕入れは、経過措置によって仕入税額の一部を控除できます。この記事では、tofu がこの区分をどう判定し、会計ソフトごとにどう出力・反映するかをご説明します。

💡 この記事のポイント

  • tofu は 「登録番号」 と 「取引日」 から、適格/経過措置を自動で判定します。

  • 多くの会計ソフトでは、税区分を手で「80%」などに変える必要はありません。

  • freee会計・ジョブカン会計 のみ、経過措置用の税区分をご自身で選択してください。


まず確認すること

経過措置を正しく反映するために、次の2点を確認してください。

  1. 登録番号が入っているか
    書類に登録番号(T+数字13桁)が記載されていれば、tofu のAIが読み取り、取引先に自動で紐づけます。通常、手入力は不要です。
    ​新しい取引先を作成する際 は、取引先の登録番号欄に、Tから始まる登録番号(T+数字13桁)を入力してください。
    登録番号がない取引は、経過措置の対象として扱われます。

  2. 取引日が正しいか
    控除割合は取引日(請求書日付・取引日)で切り替わります。日付が空欄の場合、区分は空欄で出力されます。


控除割合のスケジュール

令和8年度税制改正後の控除割合は次のとおりです。tofu は取引日に応じて自動で切り替えます。

  • 〜2026年9月30日:80%

  • 2026年10月1日〜2028年9月30日:70%

  • 2028年10月1日〜2030年9月30日:50%

  • 2030年10月1日〜2031年9月30日:30%

  • 2031年10月1日〜:控除なし


会計ソフト別の動き

お使いの会計ソフトの項目をご確認ください。

弥生会計(CSV出力)

選択した税区分の末尾に、次の文字を自動で付けて出力します。

  • 登録番号あり:適格(例:課税対応仕入10%適格)

  • 〜2026/9/30:区分80%

  • 2026/10/1〜2028/9/30:区分70%

  • 2028/10/1〜2029/9/30:区分50%

対象は仕入側(請求書〈支払〉・経費・銀行明細の出金)で、税率がある行のみです。

⚠️ お客様の作業: tofu では「適格」「区分80%」を含まない 基本の税区分(例:課税対応仕入10%)を選択してください。

マネーフォワード クラウド会計(CSV出力)

インボイス列に、次のいずれかを出力します。

  • 登録番号あり:適格

  • 〜2026/9/30:80%控除

  • 2026/10/1〜2028/9/30:70%控除

  • 2028/10/1〜2030/9/30:50%控除

  • 2030/10/1〜2031/9/30:30%控除

  • 2031/10/1〜:控除なし

⚠️ お客様の作業: 出力時に 「Money Forward - Invoice Compliant (CSV)」 テンプレートを選択してください。通常のテンプレートにはインボイス列がありません。

マネーフォワード クラウド会計(連携・反映)

書類に登録番号がある仕入を「適格」として送信します。登録番号がない取引は区分を送信せず、マネーフォワード側の設定に従います。

⚠️ お客様の作業: 登録番号は 書類の登録番号欄 に入力してください。取引先に登録した登録番号は、反映時には使われません。

freee会計(連携・反映)

tofu で選択した税区分をそのまま送信します。また、登録番号がある取引先は freee に「適格請求書発行事業者」として登録します。

⚠️ お客様の作業: 経過措置を適用する場合は、経過措置用の税区分(例:課対仕入(控80)10%)を tofu で選択してください。

EPSON財務会計(CSV出力)

インボイス情報列に、次の値を出力します。

  • 登録番号あり:半角スペース

  • 〜2026/9/30:8

  • 2026/10/1〜2028/9/30:7

  • 2028/10/1〜2029/9/30:5

対象は仕入側で、税率がある行のみです。

MJS(ミロク)(CSV出力)

事業者取引区分に、登録番号あり → 0、なし → 1 を出力します。控除割合は MJS 側で取引日から判定されます。

会計王(Excel出力)

経過措置列に、登録番号あり → 空欄、なし → * を出力します。控除割合は会計王側で判定されます。

フリーウェイ経理(CSV出力)

控除列に、登録番号あり → 1、なし → 2 を出力します。控除割合はフリーウェイ経理側で判定されます。

ジョブカン会計(CSV出力)

ジョブカン会計の取込形式には区分を指定する列がないため、tofu からは出力しません。

⚠️ お客様の作業: 経過措置用の税区分を tofu で選択するか、取込後にジョブカン会計で調整してください。


詳しいルール

どの登録番号が使われますか?

  • CSV/Excel出力(請求書・経費):取引先の登録番号を優先し、なければ書類の登録番号を使います。

  • CSV/Excel出力(銀行明細):取引先の登録番号のみを使います。

  • マネーフォワード連携:書類の登録番号欄のみを使います。

  • 空白だけの登録番号は「なし」として扱います。

登録番号の形式はチェックされますか?

  • CSV/Excel出力: 登録番号欄に値が入っていれば「適格」として扱います。番号の正誤まではチェックしないため、正しい登録番号を入力してください。

  • マネーフォワード連携: Tから始まる登録番号(T+数字13桁)の形式で入力されている場合のみ「適格」として送信します。

どの行に区分が付きますか?

  • 弥生会計・EPSON財務会計:仕入側で税率がある行のみ。売上・対象外・非課税の行には付きません。

  • マネーフォワード連携:仕入(請求書〈支払〉・経費)のみ。

  • マネーフォワード(CSV)・MJS・会計王・フリーウェイ経理:すべての行に出力します。

2023年9月30日以前の取引は?

  • マネーフォワード(CSV):インボイス制度開始前のため「適格」として出力します。

  • 弥生会計・EPSON財務会計:登録番号がない場合「区分80%」/「8」で出力されます。必要に応じて会計ソフト側で調整してください。


よくある質問

適格の取引先なのに「80%」「70%」になります

登録番号が読み取れていないか、取引先に登録されていない可能性があります。書類の登録番号欄と取引先の登録番号を確認し、必要に応じて入力してから、もう一度「出力」または「反映」してください。マネーフォワード連携の場合は、書類の登録番号欄に登録番号が入っている必要があります。

2026年10月以降の取引が「80%」のままです

取引日(請求書日付)が正しく入っているかご確認ください。

弥生会計で「適格適格」のように二重になります

tofu で選ぶ税区分を、「適格」「区分80%」を含まない基本の税区分に変更してください。tofu が自動で末尾に付けます。


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